夏純子の旦那の正体に驚きを隠せない…『不良少女魔子』などで活躍した名女優の突然の引退理由やまさかの現在に涙腺崩壊…
みなさん、こんにちは。
1969年、
大映映画『女賭博師十番勝負』でデビューし、
多くの映画やドラマに出演した
夏純子(なつ じゅんこ)さん。
女優としての活動期間は
10年ほどでしたが、
現在はどのように過ごしているのでしょうか。
今回は夏さんについて、
子供の出産、引退後の生活の詳細を確認します。
また出演したドラマを紹介し、
経歴をまとめます。
まずは夏純子さんのプロフィールを
調べてみました。
本名:坂本道子
生年月日:1949年3月21日
身長:160cm
出身地:東京都西多摩郡五日市町
(現在の東京都あきる野市)
最終学歴:立川女子高等学校
夏さんは2022年に73歳を迎えます。
1981年に女優を引退してからおよそ40年。
近況について
詳しいことはわかっていませんが、
2013年にロングインタビューを受けています。
このときの記事を読む限り、
引退後は家庭をもうけて
平穏に暮らしている
様子であることがわかりました。
インタビューでは
デビュー当時の思い出を
楽しそうに振り返っていました。
小学校時代に書き始めた日記で
文章を書くことに興味をおぼえ、
中学校時代には
詩や小説を書くようになり、
そのうち小説の主人公に
どうしてもなりたいと思い、
それを実現するには
女優しかないと考えます。
高校時代には演劇部に所属。
高校在学中から、
両親の反対を押し切って女優を志し、
1967年に、
若松孝二監督の映画、
「犯された白衣」に本名名義の
坂本道子として映画デビュー。
衝撃的だったのは、
まだ20歳以下の若さにも関わらず、
ヌード姿を惜しげも無く披露した事でした。
1970年に演技力を評価され、
エランドール新人賞を受賞します。
そして日活と独占契約を結び、
「女の警察乱れ蝶」
「いちどは行きたい女風呂」など
日活のロマンポルノ映画に
数多くなどに出演しますが、
日活のロマンポルノ路線への
本格化に方向性の違いを感じ、
1971年には松竹へと
移籍する事となります。
こうした活動の経歴を見ると、
デビュー作のヌードも
本人が望んでおこなったのではなく、
仕事を選べる立場ではなく仕方なく演じた、
という事なのかもしれません。
目鼻のくっきりした顔立ちから、
ハーフではないかとも噂されていたようですね。
お顔立ちから、
海外の女優さんのような
きりっとした雰囲気が感じられます。
そんな風貌が影響したのか、
どちらかというと影のある悪女役として
抜擢される事が多かったようです。
数々の映画やドラマに出演した
経歴をもつ夏純子さん。
そんな夏純子さんの
出演作品についてまとめてみました。
①ドラマ「シルバー仮面」
「シルバー仮面」とは
1971年から1972年まで
毎週日曜日に放送されていた
テレビドラマです。
光子ロケットの設計者・春日博士は、
チグリス星人によって殺害されてしまいます。
残された5人の子供たちは
父が残した光子ロケット完成を目指します。
光子ロケットを奪いに来る様々な宇宙人と
シルバー仮面になる能力を駆使して戦い、
父の協力者たちと出会うべく
日本全国を旅するというお話です。
②ドラマ「大江戸捜査網」
1970年から1984年にかけて
放送されていた時代劇シリーズです。
秘密捜査員「隠密同心」たちが
持ち前の変装や潜入技術を生かし
江戸にはびこる悪を退治していく
というストーリーです。
現在でいう「必殺仕事人」
のようなストーリーで
当時は人気を博しました。
劇場版も公開されています。
③映画「いちどは行きたい女風呂」
脚本・山崎巌、
監督・江崎実生が手掛けた
ハレンチコメディー映画です。
東都大学を目指し浪人中の里見正夫、
芸大を目指す浪人生・花咲順、
風呂屋の息子・東雲次の3人組が
様々な騒ぎを起こすといった
コメディータッチのストーリーとなっています。
④映画「不良少女 魔子」
1971年8月25日に公開された
藤原惟二監督の作品です。
町を仕切る暴力団のメンバーである
田辺の後ろ盾を使い、
魔子は好き勝手にやんちゃします。
魔子を中心とした仲間たちの
自由奔放な姿を描いた作品です。
⑤映画「不連続殺人事件」
1977年に公開されたミステリー映画で
夏純子の主演作品です。
物語の舞台はN県の山奥にある豪邸。
そこに様々な職業の29人の男女が集まり
パーティーを開くのですが、
次々と参加者が殺される殺人事件が起きていくのです。
かなり登場人物が多く、
だれが主役だかわからなくなる作品ですが、
主役の夏純子は
濡れ場やヌードシーンなどで
一際存在感を放っています。
その後は女優として
順調にキャリアを築きましたが、
デビューからわずか10年ほどで引退します。
1978年に実業家の男性と
結婚した夏さんですが、
2年後に離婚。
1981年に再婚して女優を引退しました。
演技力のある人気女優だったため、
引退後もよく出演依頼が舞い込んでいました。
しかし引退直後に長男、
さらに4年後には次男が生まれ、
育児が大変なため仕事の依頼を
断っていたそうです。
引退後は家庭に入って、
専業主婦として息子さんたちを
育て上げていたのですね。
女優としての出演作品と
大切な子孫たちのいずれも
世に残すことができ、
夏さんは幸せを噛みしめているのでしょう。
初婚相手と離婚した翌年、
夏さんは作曲家・編曲家の
神山純一さんと再婚しました。
神山さんは400曲以上のCM音楽や
150曲以上のテレビ番組音楽を
作った実績があります。
森で生活しながら、
自然環境保護の大切さを
訴えるための曲作りを行ってきました。
作曲の際は
長野県八ヶ岳山麓のスタジオで
仕事をするそうです。
きっと夏さんも夫と一緒に、
自然豊かなスタジオで
過ごすことがあるのではないでしょうか。
詳しい馴れ初めはわかっていませんが、
表現者同士、芸術関連の話で
意気投合したのかもしれませんね。
夏さんは女優として最後の舞台となった、
名古屋の御園座公演
『鶴の港 長崎異人館』で、
賞を受賞しています。
受賞の挨拶のときに
引退宣言をするつもりでしたが、
どうしても言葉が出ませんでした。
引退を決意していたものの、
最後の瞬間に感極まって、
舞台を去るという事実を
伝えられなかったのですね。
そのため涙が止まらず、
周囲の人からはそれが嬉し涙だと
勘違いされてしまったようです。
女優業を捨てるのはつらい決断だったはず。
それでも家庭をもうけて
子供を育てたい気持ちがあったため、
結果的には前向きに引退を果たしたのです。
女優歴はさほど長くなかったものの、
家庭を優先し、
幼い頃からなりたかった女優を引退する姿は
一人の女性として尊敬します。
いかがだったでしょうか。
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それでは、また。